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この度、須磨ヨットクラブの会長に就任いたしました村田です。
会長就任にあたり一言ご挨拶をさせて頂きます。
震災や感染症コロナの長く暗い時代からやっと抜け出せ、近隣の須磨地区も去年6月には新しい水族館「須磨シーワールド」海辺のホテルやレストランもオープンしハーバー周辺も見違えるように綺麗になりました。また人通りもビックリするほど多くなっています。
このように須磨海浜地区の再開発の実施に伴いハーバーを取り巻く環境は大きく変わりました。このような環境変化に対応しNPO法人須磨ヨットクラブとして、昨年はより多くの人に海を楽しんでもらおうと企画されたイベント「神戸プライド」への協力も行い、クラブ自体も本来の活動として神戸祭りレース、シアトルカップ、クルーザー・ディンギーレース、釣り大会、淡路島クルージング、クリスマスパーティー、クラブハウスのリニューアル等々各委員会での積極的な活動運営がスタートしています。
ここで少し自己紹介をさせて頂きますとまだ須磨ヨットハーバーが北ハーバーしかなった当時の学生時代から出入りし40年以上ディンギー・クルーザーレースや楽しいイベントで大変お世話になってきました。私が仲間達と初めて須磨ハーバーに船を置いた当時はレースも活発で神戸祭りレースには100艇近い参加ヨットで溢れていました。その当時と比べますとクラブ員も大幅に減少し現在正会員数約160人となりクラブの最大課題は高齢化とそれに伴う会員数の減少です。最近はメンバーの地道な努力によりヨットスクールからの新規加入者も少しずつ増え始め、特に学生メンバーの加入もあり、明るい新しい動きも出始めています。
これからも須磨ヨットクラブはNPO法人としてマリンスポーツを通し、会員の親睦を深めることはもとより、海洋スポーツの発展と豊かな人間性を培う基本精神にこだわり活動していきたいと考えています。
また、来年には初代会長の秋田博正様のご尽力により築かれた大きな財産の宝船レガッタが6年ぶりに須磨で開催されます。米国シアトルヨットクラブとの大切な交流であり本格的な準備もスタートしています。
最後にこのような須磨ヨットクラブの素晴らしい伝統や風土、絆、財産を大切にしこれを次の世代に確実に繋げていくと共に、安全、安心にクラブライフを楽しめるように努めてまいります。会員の皆様には何卒更なるご協力、ご支援をお願い致します。
須磨ヨットクラブ会長
村田竜比登